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2012年 07月 26日

今この時点の私の「ペンデング・タグ」

 2009年04月12日の「はじめに」に書いた関心事は、3.11以降iに書き足したものだが、それから今日まで多彩な刺激を受けて「ペンディン・タグ」として変わり追加された。
 それを今日はその内から少し、列記してみる。

★失業者を減らし、雇用の促進のための新時代事業を拡大することこそ今は大事。そのためにクールジャパンの真骨頂が生かせるか?
★非効率の領域に追いやられた、手間暇かけた日本人の細部に向けた美意識が、ものづくりや美術や、接客の心の底に流れる情感が、そのことがわかる世界の人を捕らえるときがくる。そこには競争概念を越えた最高の付加価値がある、と信じるか?
★それまでに、偽物のクールジャパンが横行し、著作権や特許権を侵すノンルールで儲ける人たちもでる。がやがて、日本人の深いとこに起因する、心と情感、無常観をもポジテイブにとらえ、抵抗意識を潜め、哀しみの果ての生命力が、アジアの高所得層に受ける。そんな楽観論を信じる?
★負の再配分から脱出しない限り、貧富の格差は拡大し、3万人の自殺者も、百万人の鬱病患者も減らないどころか増える。有名大学入学生と親の年収は比例する。そんな現実から脱却できる社会システム・経済システムなどこないと悲観論に打ちひしがれることもなかろう?
★物の豊かさを追い、富をつくった大規模製造業がリードした時代は終わった。と多くの識者は言ってきた。私もそう思ってきた。アメリカもその路線で生産設備を国内でもつより、シリコンバレーのような「知」の集結による産業のあり方に基軸を移し、国力の復活を図ってきた。ところがここにてきて、大量の失業者を吸収できる経済システムには規模の大きい生産設備がやはり不可欠と、流出した工場の呼び戻しをやりはじめているとか?
★3.11以降小規模でもいい、地方ごとの特産「一村一品運動」が、行政に頼らない地域コミニティから生まれつつある。地方主権、それはもう消えていたかと思っていた懐かしい日本の共同体意識再生のきっかけにもなるかと。そこにはクールジャパンとつながる因子が。それはすばらしいこと。でも雇用対策からすれば、小規模から生まれるパワーでは追いつかないこともある?
★大規模組織を統治した知恵とか、マネジメント能力、複雑化したグローバル経済の変化を読む直感力、などなどは、大量の雇用を抱え込むのに必要な能力でもあるとみるか?
★山や川、永劫の自然循環のなかで育まれた「棚田」と人間の営みのなかで作られた「米」。そこにはクールジャパンの魂があり、いたって小規模な命の糧の生産と雇用もあった。それを非効率の典型とみず、小規模農業あり、組織化された大規模農業があり、それぞれ存在意義を持ちながら混在する。商工業においてもしかり。TTPにおいてもいろいろなコンテンツを内包する新しい物の価値や、商いのありようがプラスを生む?
★経済・金融はグローバル。政治はナショナリズム。国益は「正義」。よって「省益」も正義。縦割りも「正義」。本来の日本人は「正義」より「覚悟」という人もあり?
★失業率の高さが、格差社会を生み、その果てに「政治不信が進み」「いじめの問題」が頻発し、民衆を統治仕切れなくなった政権は、無抵抗な市民や、幼児にまで自動小銃を向け乱射する国。その国はどこだった?
★「スクリューフレーション」という言葉を知った。中間層の貧困化とインフレーションの組み合わせ造語。その見解のなかで「今の若者は、バブル崩壊後の生活しか知らない。幼い頃に培われた消費行動は、物を欲しくなくなりその価値観は一生支配する。それに比べ団塊の世代は、ハーレーダビッドソンに乗りたい夢は今も忘れられず、消費購買行動は旺盛。その二極化。やがて日本も、物を必要としない世代中心の社会となり、物が今以上に売れない時代になる。そして本当に経済は失速し、ほんの一握りの富裕層以外はすべて貧民となる」?
★若者とのコミュニケーション・ギャップはそれだったのか?
★今の若者は、GNPが拡大しても自分たちの生活は豊かにならないことを体感し、知っている?
★アメリカ発のスクリューフレーションは、グローバル経済と金融、先進国と新興国、食料やエネルギー問題、等々複雑きわまりないコントロール不可能な問題。だが、抑制することは可能。いま手をこまねいていると、ほんとにそんな時代がくる?
★物の生産・消費以外の道。中間層の貧困化を緩和する方策はないのか。クールジャパンのビジネス化の道は。食料・エネルギーの自給率向上への道は。などなど?
★クールジャパンのなかに、物としての「日本の伝統工芸品」があったではないか?
★今回のイギリスにおけるオリンピックで、あれだけの「物の贅」にこだわったビクトリア王朝と人類の欲望。エジブト文明しかり。人類の「物の贅への憧憬」は、もうなんのパワーにもならなくなったのか?


★日本の起源は「弥生」か「縄文」か?
★「一万二千年の縄文時代」幾多のルートからやってきた幾つもの民族が不定住狩猟社会を形成していた。遠くはエジブトにいた13族のユダヤ人がばらばらに解体され、行方知れずとなった一族が、日本に流れついたと。ヘブライ語や今のユダヤの国旗のマークが現存している。ということもあって、日本人を単一民族、農耕民族と一概にはいえない?
★大和朝廷は、縄文人の末裔を「まつらわぬ民」して、熊襲クマソ(九州)、出雲族、蝦夷エミシ(東北)、蝦夷エゾ(北海道)、を南から征服していった。
★平安時代の初期まで蝦夷エミシの末裔が東北(今の岩手)にいた。大和朝廷軍は征服にてこずった。縄文の魂(原始共同体のコア)をもち続けていたアテルイという英雄がいて、一族を束ね長く戦ったが、矢折れ刀つきて一族の存続を願い大和朝廷の都、京都に願い出た。同行したのが大和朝廷の征夷大将軍だった坂の上田村麻呂であった。アテルイの懇願は聞き入れられず、騙し討ち同様、市中にさらされ処刑された。その後アテルイは、野蛮な悪者として「悪路王」の異名がつけられた。正確な史実は残っていない。しかし今の岩手の人のこころの深層に澱のようにひっそりと残っていると思う。この話、信じる、信じない?
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by kuritaro5431 | 2012-07-26 12:36


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