哲学から演歌まで  

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2009年 04月 27日

演歌の源流

 1 韓国の音楽に、演歌によくにたものがある。日本人なら共通性を感じるであろう。
パソリとよばれる伝統的な語り物である。パソリを唄えるようになるには、人生の全てを賭け、喉が潰れるほどの修行が必要である。
 演歌との違いは感情表現にあり、演歌は感情表現を抑えて歌うのに対して、パソリは詫びや寂び、人生の苦悩などを思い切りぶっつける芸術で、パソリと演歌の違いは国民の精神的特色の表現だというならば、演歌のルーツは韓国にあといえる。

 2 演歌の特徴「こぶし」は、ビブラートと異なり、心の襞を表現する微妙なふしまわしで、演歌には欠かせない。
 お経の旋律も仏教音楽である。2400年ほど前のインドの声明が原型である。
 西暦552年仏教伝来とともに日本に伝来したこの音楽が、日本の風土のなかで、謡曲、長唄、浄瑠璃などの音階の基礎となり、演歌の音階や「こぶし」となって発展した。

 3 1921年(大正10年)の「船頭小唄」から完全な「ヨナ抜き音階」が確立した。日本の伝統音楽である都節(陰旋法)にもっとも近かったため、日本人の昔ながらの好みにあい、哀愁や三味線調を強く感じさせた。

  
  このように演歌は、日本のみで作られた音楽でないことが分かる。
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by kuritaro5431 | 2009-04-27 15:07


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